自律神経編 No.2

休みたいのに休めない理由

休みたいのに休めない理由

本当は休みたいのに、なぜか休めない

疲れている。
休みたい。
早く寝たい。
そう思っているのに、
気づけばスマホを見ている。
仕事のことを考えている。
頭の中がずっと動いている。
休日もゆっくりできない。
そんな経験はありませんか?
多くの人は、
「自分が休むのが下手だから」
と思っています。
でも実は、
休めないのは意志の問題ではなく、
体の状態が関係していることがあります。

体には「休むモード」がある

私たちの体には、
活動するためのモードと、
回復するためのモードがあります。
活動モードでは、
集中する。
仕事をする。
運動する。
考える。
ということができます。
一方で、
回復モードでは、
眠る。
消化する。
修復する。
リラックスする。
ということが行われます。
本来は、
この2つを上手に切り替えながら生活しています。

現代人は活動モードが長すぎる

昔と比べて、
現代人は休むのが苦手になっています。
仕事。
スマホ。
SNS。
人間関係。
将来への不安。
情報の多さ。
常に脳が刺激を受けています。
すると体は、
危険はないか?
やるべきことはないか?
と警戒した状態になります。
その結果、
活動モードが続きやすくなるのです。

疲れているのに眠れない理由

本来、
疲れていれば眠れるはずです。
しかし、
体が活動モードのままだと、
疲れていても眠れません。
例えば、
長距離運転の後。
大きなプレゼンの前日。
強いストレスを感じた時。
疲れているのに目が冴えてしまうことがあります。
これは、
体がまだ戦闘態勢を続けているからです。

頑張り屋さんほど起こりやすい

実は、
休めない人は怠け者ではありません。
むしろ逆です。
責任感が強い。
真面目。
頑張り屋。
周りに気を遣う。
そんな人ほど起こりやすい傾向があります。
なぜなら、
常にアクセルを踏み続けているからです。
アクセルを踏み続ければ、
いつかブレーキが効きにくくなります。
体も同じです。

休むことにも練習が必要

私たちは、
頑張る方法はたくさん学びます。
勉強する方法。
働く方法。
成果を出す方法。
でも、
休む方法はあまり学びません。
そのため、
時間ができても休めない。
休んでいても罪悪感がある。
何もしないことに不安を感じる。
ということが起こります。

本当に必要なのは「もっと頑張ること」ではない

疲れている時、
私たちはつい、
「もう少し頑張れば何とかなる」
と思ってしまいます。
しかし、
回復できない状態で頑張り続けると、
さらに疲労は蓄積します。
大切なのは、
頑張る力を増やすことではなく、
休める力を取り戻すことです。

今日からできること

もし、
休みたいのに休めない。
疲れているのに眠れない。
そんな状態が続いているなら、
自分を責めないでください。
それは怠けでも、
意志の弱さでもありません。
体が活動モードから抜け出せなくなっているサインかもしれません。
まずは、
「今の自分はアクセルを踏み続けていないだろうか?」
と振り返ってみましょう。
健幸とは、
頑張ることだけではありません。
必要な時にしっかり休み、
回復できる体を育てることでもあるのです。