頑張っているのに休めないことはありませんか?
仕事が終わっても頭が休まらない。
休日なのに気が抜けない。
疲れているのに眠れない。
ゆっくりしたいのに、なぜか落ち着かない。
そんな経験はありませんか?
もしかすると、その背景には「自律神経」が関係しているかもしれません。
自律神経は、私たちが意識しなくても体をコントロールしてくれている大切な仕組みです。
自律神経とは?
自律神経とは、
呼吸
心拍
血圧
体温
消化
睡眠
などを自動的に調整している神経です。
私たちは心臓を動かそうと思って動かしているわけではありません。
胃を動かそうと思って消化しているわけでもありません。
これらはすべて、自律神経が24時間働いてくれているおかげなのです。
自律神経には2つの役割がある
自律神経には大きく分けて、
交感神経
と
副交感神経
があります。
簡単に言うと、
交感神経は「活動モード」
副交感神経は「休息モード」
です。
交感神経
朝起きる。
仕事をする。
運動する。
集中する。
危険から身を守る。
こうした時に働く神経です。
アクセルの役割をしています。
副交感神経
食事をする。
眠る。
リラックスする。
体を回復する。
こうした時に働く神経です。
ブレーキの役割をしています。
大切なのは切り替え
よく、
「交感神経は悪い」
「副交感神経が良い」
と思われることがあります。
しかし、
どちらも必要です。
車にアクセルとブレーキの両方が必要なように、
体にも活動と休息の両方が必要です。
問題は、
切り替えがうまくできなくなることです。
現代人はアクセルを踏み続けやすい
現代社会では、
仕事。
スマホ。
人間関係。
情報過多。
時間のプレッシャー。
などによって、
交感神経が働き続けやすい環境があります。
すると、
疲れているのに休めない。
眠りたいのに眠れない。
力が抜けない。
という状態が起こりやすくなります。
自律神経が乱れると起こること
自律神経のバランスが崩れると、
様々な不調が現れることがあります。
例えば、
- 疲れが取れない
- 眠れない
- 途中で目が覚める
- 肩や首がこる
- 動悸がする
- 胃腸の調子が悪い
- イライラしやすい
- 集中力が続かない
などです。
これらは単なる気のせいではなく、
体がうまく切り替えられていないサインかもしれません。
自律神経は意志ではコントロールしにくい
ここがとても大切です。
自律神経は、
「リラックスしよう」
と思っただけでは変わりません。
むしろ、
「早く寝なきゃ」
「落ち着かなきゃ」
と思うほど、
余計に緊張してしまうこともあります。
だから、
自律神経の問題は気合いや根性では解決しにくいのです。
自律神経は生活習慣の影響を受ける
自律神経は、
睡眠
血糖
栄養
運動
ストレス
などの影響を受けています。
つまり、
自律神経だけを改善しようとしても難しく、
体全体を整えることが大切になります。
だから本書館でも、
疲労編、血糖編、睡眠編を先に学んできました。
すべてはつながっているのです。
今日からできること
もし、
疲れているのに休めない。
眠りたいのに眠れない。
そんな状態が続いているなら、
「自分が弱いからだ」
と考えないでください。
それは意志の弱さではなく、
体からのサインかもしれません。
まずは、
自律神経という仕組みがあることを知ることから始めてみましょう。
体の変化・反応には理由があります。
そして健幸とは、
頑張る時と休む時を上手に切り替えられる体を育てることでもあります。